予防歯科

予防歯科

予防歯科について

進んでいる欧米の予防意識

進んでいる欧米の予防意識

アメリカ・ヨーロッパ先進国では、美しい歯並びを手に入れることとお口の中に歯科治療の痕跡を残さないことは中流以上の暮らしをする人のステイタスとして当然のことです。
社会人の就職面接時では、歯列がきれいで虫歯の治療後が見た目にわからないことは非常に有利であるということをご存知でしたか?

それほど、美しい笑顔と口元はその人を演出し表現します。歯の見た目の美しさや健康は社会生活を営む上でも大事なファクターなのです。
幸か不幸か、日本のように医療保険制度が確立していない米国社会では、医療費が高いこともあり、歯の治療費にお金をかけるより、その予防に高い意識が向けられてきました。 子供の歯列矯正は非常に盛んですし、虫歯や歯周病に対する予防と治療後のメンテナンスはとてもしっかりとなされています。

これはとても良いことです。
日本人の意識では、歯は痛くなってから歯医者に行くのが一昔前の考えでした。しかし今、人々の意識が確実に欧米化されてきています。痛くなる前に防ぐ。また、ファッションにお金をかけるのと同様に口元への美意識にも気を配る人が増えてきました。

これを受けて、歯医者の意識改革が急速に進んできました。歯科衛生士をメインに予防プログラムをしっかり組んでいる歯科医院は良心的歯医者といえるでしょう。

一生を自分の歯で過ごすこと

一生を自分の歯で過ごすこと

一生の内で永久歯1本の歯の治療ができるのは 4~5回であるといわれています。歯は治療を受ける度ごとに、削られ、小さくなり、神経が抜かれ、だんだん脆くなり、最後にはかけがえのない大切な歯を喪失してしまうのです。
生涯、入れ歯ではなく、自分の歯で美味しく食すること、話すこと、笑うことは老後の生活を心身共に大変豊かにします。存続している歯が多い高齢者ほど元気で活動的であるという統計も出ています。

歯医者の中で自分がいつか入れ歯になるかもしれないと恐れる人は、おそらくいないでしょう。何故ならば、歯医者は自分の歯を守る方法を知っているからです。
私たちはその方法をお教えし、実践していただくために予防プログラムを組んでいます。

PMTC

PMTCってなに?

PMTCってなに?

歯についたネバネバは、バイオフィルムといって、菌の固まりです。
このバイオフィルムは非常に強く菌を守っていて、普通に歯磨きをしたくらいでは、中の菌はビクともしません。
また、歯を消毒する薬品も通しません。
そのバイオフィルムを破壊して、お口の中を清潔に保つために行うのがPMTCです。

PMTCは、自宅での歯磨きでは届きにくいところや汚れがたまりやすいところ等にたまった汚れや、歯に染みついたようなバイオフィルムを歯科衛生士が専門的な機材を使ってしっかりとクリーニングをいたします。

PMTCにより、虫歯予防や歯周病の予防や改善、歯質の強化とともに、歯の着色を除去し、光沢のあるきれいな歯を保ちます。
また、口臭の予防にも効果があります。

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